どうも、ワタガシです。
現在、アニメ映画『AKIRA』がYouTubeで期間限定配信されています。(今日まで)この作品は1988年に公開され、アニメ史に大きな影響を与えた名作です。これまで何度も見直した人もいれば、今回の配信で初めて触れたという人も多かったでしょう。
私は、期間終了ギリギリに慌てて視聴しました。やはり何度見てもその世界観や作画のクオリティに圧倒されます。しかし、この経験を通じて、どうしても疑問が残ります。
それは、「なぜこうした作品を期間限定で配信するのか」という点です。名作は世代を超えて愛されるべきものです。『AKIRA』のような作品がオンラインプラットフォームでいつでも見られる状態であれば、新しい世代がその魅力を発見し、語り継ぐきっかけになります。
期間限定で言えば、現在、「中間管理録トネガワ」が期間限定で全話無料配信されています。あの作品は昨年も同じ時期に期間限定で全話配信されていました。そんなことするなら、ずっと残せよ!「笑うセールスマン」もそーだし。消してまた投稿するって動画投稿として損な行動だと思う…
一方で、期間限定にすることで視聴者に緊張感や希少価値を与える狙いも理解できます。確かに、「今しか見られない」と言われると、つい見逃すまいと急いで視聴してしまいます。しかし、それが果たして最善の選択肢なのでしょうか?
過去に放送されたアニメや映画を、YouTubeや他のオンラインプラットフォームに恒久的に残すことで、権利者にもメリットがあるはずです。一つは、視聴回数や広告収益が長期的に見込める点です。特にYouTubeのような広告モデルでは、名作が何度も再生されることで安定した収益が得られる可能性があります。
また、プラットフォーム上で視聴できることで、DVDやBlu-rayを購入するきっかけにもなり得ます。さらに、作品が常に見られる状態であれば、『AKIRA』のような作品は、期間限定で視聴の機会が限られてしまうと、こうした名作を広める機会も同時に失われてしまいます。
もちろん、期間限定配信には権利や契約上の問題が絡む場合もあるでしょう。また、過去の作品を新たにリマスターしたり、特別な形で配信するためにはコストがかかることも理解できます。
しかし、現代のデジタル技術やオンライン配信の普及を考えれば、そうした問題を乗り越えて、名作を恒久的に公開する仕組みを構築することは可能ではないでしょうか。経済的にも得だと思う。(知らんけど。)
過去の名作を未来へとつなぐには、期間限定配信するのではなく、むしろ、それをいつでも見られる形で公開し続けることが、作品を世代を超えて愛される存在にするための最善策ではないかと思います。『AKIRA』を見てその価値を再認識したからこそ、この疑問を多くの人と共有したいと感じました。
…とまぁ、色々とそれらしい主張を書きましたが、単純に私が無料でエンタメを楽しみたいだけなのです。お金に余裕のある人はちゃんと制作者さんたちにリスペクトを込めてお金を払いましょう。
それでは。
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