どうも、わたがしです。
今日から早速、樺沢紫苑さんの「ストレスフリー超大全」について紹介していきます。
1冊の本を1記事で要約するのは無理なので、区切りの良いところでこまめにまとめていこうと思います。(当分ネタ切れにもならないからこっちの方が助かる)
この本は『人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト』であり、この本を読み、行動することで、悩みの9割が解決すると著者の樺沢さんは語っています。
それでは、この本の「はじめに」を紹介していきます。
ストレスは0にする必要がない
突然ですが、「ストレスはゼロにした方が良いと考えていませんか?」
樺沢さん曰くストレスをなくす必要はありません。
なぜなら、ストレスによって自己成長につながるからです。仕事において大事な商談やプレゼンがあった場合、ものすごいプレッシャーやストレスを感じるはずです。しかし、そのストレスのおかげで、いろいろなことを調べ上げて準備し、何度も練習する。結果、そのスキルは上達し、自己成長します。
人間関係のストレスでは、それを解消しようと自分の性格や言動を見直し、相手の気持ちを考え、人間関係を少しでも改善しようと努力する。結果、人間的な自己成長へとなるのです。
こうした仕事やプライベートにおける日々のストレスは「いいストレス」なのです。
一方、過剰なストレスを感じ続けるのがいいかというと、それも危険です。
ストレスを溜め込みすぎると、体調を崩したり、うつなどのメンタル疾患に陥ってします。大事なのは、
①「寝ているときにストレスがない状態になっている」ということ。
②「次の日にストレスや疲れが持ち越されていない」ということ。
この2つです。
日々のストレスをゼロにすることが、ストレスフリーなのではないのです。昼間にバリバリと働いてストレスが多くても、ちゃんと夜にリセットして解消していく。そのように、ストレスと上手な付き合い方ができ、ストレスを溜め込まない人のことを、「ストレスフリーな人」と樺沢さんは呼んでいます。
「耐え忍ぶ人」と「しなやかな人」
「レジリエンス」という心理学用語があり、「回復力」「復元力」「受け流す力」という意味らしいです。
「心が折れる」という表現がありますが、それは耐え忍ぶから折れてしまうわけです。ストレスを「受け流す」ことができれば、折れることはありません。
樺沢さんによると、「几帳面でまじめな人ほどうつ病になりやすい」とのことです。なぜなら、ストレスの原因を真正面から受け止め、不安になり、悩み続け、リセットできていないからだそうです。
この不安、悩みは「いいストレス」ではなく、「悪いストレス」です。悪いストレスをなくすことも「ストレスフリーな人」になるために重要です。
大切なのは、ストレスの原因を取り除くのではなく、考え方や受け止め方を少し変え、上手に受け流すことなんです。
この本では、誰しもが悪いストレスを感じやすい「人間関係」「プライベート」「仕事」「健康」「メンタル」の5テーマに対し、「科学的なファクト」と「今すぐできるToDo」を明確に示していますので、不安や悩みの対処法を学び、実践することで、「ストレスフリーの人」に近づけます。
感想
今回学んだことは、ストレスを0にする必要はなく、自己成長できるようにいいストレスをうまく利用して、悪いストレスを極力避けることが大事だと思いました。
てっきり、「ストレスフリーな人」とは、ストレスを全く感じなくなる人のことだと思い込んでいたので、完全に盲点でした。私はストレスをなくすことばかり考えていたので、「ストレスはなくさなくてよい」と知って、少し気が楽になれたし、自己成長につながることを知って、前向きにもなれた気がします。
まだ本のさわりしか読んでいませんが、どんどん読み進め、ストレスフリーな人ひとへ近づけるように取り組んでいきます。
それでは。
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